今回用交換するスピーカーケーブルは、「Nanotec-Systems」のGolden Stradaシリーズから、【G.S. #79 nano3 (GSC-4B)】。(切り売り)
0.18mmφ×50本のOFC銅線が[+/-]1本づつ、計2本撚り合わせてあり、シースの外径は10mmφ。特徴としては、超微細な金コロイド液に銀コロイド液を混ぜ、OFC銅線の表面に塗布してある点。この金と銀の微粒子による薄膜が、酸化・硫化など導体表面の劣化を防ぎ、長期間に渡り電気特性が安定するという。
また、音とは関係ないけれど、シースが柔らかくて非常に取り回しがし易く、ケーブルをすっきり纏められるのも嬉しいポイント。
そして、スピーカーケーブルの端末処理には、「TARA LABS(Space&Time)」の【Self-Attaching Pin (SA-PIN)】。先端部の径が2mm なのでプッシュ式ターミナルにも使用出来、また溝付きピンなので抜け落ちる心配もない。
(これは現在、メーカーにて生産終了品となってしまっている)
その他、今回用意した道具は、以下の品々。
①住友電工ファインポリマー(株) スミチューブF(Z) : 7mmφ、12mmφ
電子線照射によるプラスチックの形状記憶効果を応用した熱収縮チューブで、加熱により、径方向に収縮する。(内径収縮率 50%)
②品川商工(株) SFチューブ : 6mm
ポリエステル系繊維で編組した配線保護チューブ。(伸縮率 400%)
③新富士バーナー(株) ポケトーチ (PT-14FFSK)
熱収縮チューブを加熱する為に使う。本来はヒートガンを使うべきなのだろうけど、結構な値段がする割りに使用頻度も低いので、これで充分。
④木曽興業(株) fo.Q シート (TA-52)
音響機器用、高性能制振テープ。スピーカーケーブルから発生する微振動を、効率良く吸収する為の物。
⑤中興化成工業(株) フッ素樹脂粘着テープ (ASF-110)
PTFE(フッ素樹脂、テフロン)切削フィルム基材を使用した粘着テープ。テフロンは誘電率・誘電正接とも極めて低いので、高周波絶縁材料に最適。
⑥カッター、カッッティングマット、ステンレススケール、ハサミ
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